看護師(在宅)
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ここで働こうと思った決め手は何ですか?
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後藤:
私は、大学で精神科のゼミに所属していて元々が興味のあった分野でした。
転職先を在宅領域で探していて、在宅部門は開始して年数が浅かったので「これから!」という点で魅力的に感じました。あとはホームページ上で拝見した所属医師達が意外と体育会系だったのも決め手です。 -
神長:
有料老人ホームに勤めていた際、訪問診療で来て頂いていたクリニックの医師・看護師の方々と関りを持つ内にご自宅で患者様やそのご家族様に寄り添って医療を行う在宅診療に興味を抱き、自身も訪問診療で働きたいと思いました。
また、夜勤がなく自身のプライベートの時間も充実できると考え応募いたしました。
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働きやすいポイントがあれば教えてください。
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後藤:
年齢層が近いスタッフが多く在籍しているのでコミュニケーションが楽です。訪問診療の移動中の車内で音楽を流すのですが、世代が一緒だから懐メロが同じで…。先生によってプレイリストを変えてみたり楽しんでいます。
意外にも先生からのリクエストもあります。もちろん真面目な話もしますが。
あとは休みが異常に多い気が…今までで私が経験した勤務先の中で断トツNo.1です。 -
神長:
長期休暇が取れ、有給休暇もしっかりと取得できるなど、プライベートに合わせて休暇が取得できるのが魅力的だと思います。
また、夜勤がなく、残業も少ないことも魅了だと思います。
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働く上でのやりがいを教えてください。
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神長:
病院等では見ることのできない患者様の生活環境などを見ることができ、その患者様に寄り添った診療が行うことができることが魅力的だと思います。
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後藤:
わかります。病棟勤務との違いはやっぱり本人・家族、支援者達と沢山コミュニケーションを取りながらよりよい状態を目指していくことに在宅の醍醐味があると思っています。何かと拒否的な人を上手に誘導できた時なんかは“ヨッシャ!となりますね。
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ここで身についたスキルや経験を教えてください。
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後藤:
まだ日が浅いのでスキルはこれからですが、若年層の患者さんも多くいて、先生の対応などをみながら日々勉強中です。強いて言えばデジタル化が進んでいるクリニックなので、苦手だった機械が前よりは使えるようになった気がします。
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神長:
患者様1人1人に対して深く寄り添っていくため、医療だけでなく地域連携などについても知ることができ、視野も広がって考えることができるようになると思います。
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精神科診療に強いクリニックとしての特徴を教えて下さい。
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後藤:
行政等で勤務したときに、「認知症が進行しすぎ」や「元々が何かしらの精神疾患があるでしょう」という人がとても多く、地域からの目も厳しいんだな...と感じていました。ですので、病院に連れていくことが第一関門。諦めてしまう家族や支援者も沢山いました。
ですが、ここは精神科医師が複数人所属して、初診までのスピードが速い事に驚きました。
だから、この事実をもっとさまざまな方に周知して本人や家族が肩身狭くなく、地域で生活するお手伝いができたら最高だと思っています。 -
神長:
お看取りだけではなく、若年層の精神疾患から認知症高齢者まで広がる訪問診療を行われておりますが、他の医療機関と異なる点や、ほっとクリニックならではの特色があれば教えてください。
ご自宅に引き籠っている患者様にも携わり、その改善の過程を診ることができることだと思います。
また、内科と精神科の先生方が連携して診療に当たるため患者様とご家族様に対してより親身になって診療が行うことができることだと思います。
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現在、休みは取りやすいですか?
- 取りやすい
- 取りにくい
- こうしてほしい
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後藤:
希望休は通るし、お休み自体が多いので満足です。
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神長:
みんなで相談し協力して対応して頂けるため休みは取得しやすいです。
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休みの日は何をしていますか?
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後藤:
平日は完全に自分の趣味に費やしています。
観劇行ったり、手芸や読書したり...土日もバランスよくお休みなので子どもとひたすら虫捕りしたり…家庭との両立ができることですね。 -
神長:
用事がなければ、ジムに行って筋トレをしています。
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私たちの1日
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出勤
着替え、同行の準備
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午前|訪問診療
4人〜5人
施設や家族診療がある日は6人程度です -
昼食
3F休憩室で置き型社食を活用しています
日によって早く昼食を取ることもあります -
移動|情報共有
クリニック全体の情報を確認
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午後|訪問診療
訪問件数 5人
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院内へ戻る
片付け、連携している各事業所に診察の報告など
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帰宅
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ほっとしたエピソードがあれば教えてください。(働いている中で感じたことがあれば教えてください。)
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後藤:
私は3人子どもがいるのですが、末っ子もやっと小学生になったから...と土日・オンコールありの在宅に転職したのですが、蓋を開けてみれば院長はじめとする医師や他のスタッフも小さなお子さんのパパママが大多数いることがわかりました。この瞬間は「ほっ」としましたね。クリニックは子供が小さいと休みづらく働きにくいのでは...?と勝手なイメージがあったので、良い意味で覆されました。
また、院長がアクティブで、看護師にも体育会系がいたのでちょっとしたジムを作ってもらいました。使うのが楽しみです。
今後は部活動も始動させる予定で...この年でまた部活に所属するとは…。
でも仕事の延長上に楽しみがあるのでワクワクしています。 -
神長:
長期にわたって関わっていた患者様の最後が苦痛もなく、ご家族様も満足された表情でお看取りをできた時。
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未来の後輩へメッセージ
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後藤:
経験が多くて人も多いので、刺激が多い職場だと思います。私が入職時に感じていた「子どもと仕事の両立」という点では、子供が小さくても大丈夫ですよ!と伝えたいですね。
ここは、パパママだらけで、本当の意味でのお互い様が成り立つ職場です。両立するには、定時でピタッと帰ることが不可欠なので、どうしたら全員が定時で帰れるのか活発に意見交換ができますし。まだ発展途上の段階なので、一緒に新しい形をつくっていきたい人は歓迎ですね。 -
神長:
明るく笑顔の絶えない職場なので、訪問診療に少しでも興味がある方は是非一緒に働きましょう。
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医師の秘書としての役目
在宅時には、看護師業務だけでなく、医師への情報伝達役も担うため、業務時に気をつけていることなどを語り合った。
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後藤:
カルテに記載していることは見ればわかりますが、一言一句を記載している訳ではないので、経緯など文字だけで伝わらない部分を医師に伝えています。患者さんの病状だけでなく、患者さんを取り巻く支援者達の情報共有も大切にしています。相手が医師だと緊張してしまうという方もまだ多くいますので、ちょっとした事を話しやすいように声掛けを意識しています。
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神長:
カルテだけでは伝わらない各先生方の考え等を共有できるように努めています。
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オンコールの体制について
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後藤:
現在は週1日程度でバランスよく入っています。電話なので顔が見えない分、話し方などには特に注意を払っています。ごく稀に出動もありますが、基本的には電話対応なので負担は少ないと思いますね。オンコールにどうしても対応できない時は看護師同士で調整ができるので、これまでに困ったということはありません。
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神長:
・どのように担当を決めているのか → 看護師のリーダーが決めています。
・オンコールの負担について → 看護師の人数も多く、平均月3~4件であるため負担はあまりないと感じています。
・オンコール時に気をつけていること → 冷静な判断と丁寧な対応を心掛けています。
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